三陸の豊かな海の幸が、ここ塩釜に水揚げされます。

3.塩釜市魚市場買受人協同組合の役割
■設立の目的
 塩釜市魚市場買受人協同組合は昭和31年、任意組合として発足しました。ほどなく「特定第三種漁港」の指定を受け、大規模な新魚市場が開設されるなど環境的にも整ったことで、昭和48年には中小企業等協同組合法により組合法人を設立しました。以来、組合事業を活発化し、事業の改善発展と組合員の福利増進を図ることを目的して活動しています。 せり風景
競り声が聞けます。
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●事業内容
(1)組合員に対する事業資金の貸付け
(2)組合員のためにする事務執行の代行
(3)組合員の経済的地位の改善のためにする団体協約の締結
(4)組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上又は組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
(5)組合員の福利厚生に関する事業
(6)組合員の魚市場取引の秩序維持及び組合員の資格向上に関する事項
(7)前各号の事業に附帯する事業
宮城県水産加工品品評会・宮城シーフードフェスタ99
▲宮城県水産加工品品評会・宮城シーフードフェスタ99



■組織および事業の概要
名称 塩釜市魚市場買受人協同組合
地区 塩釜市、多賀城市、七ケ浜町、利府町
事務所所在地 塩釜市新浜町一丁目13番1号 塩釜市魚市場内
組合員資格
ア. 塩釜市魚市場開設者の承認を受け且つ塩釜市魚市場卸売業者の売買取引承認を受けた買受人であること。
イ. 組合の地区内に事業場を有すること。

■沿革
昭和32年5月 任意組合として発足
昭和35年 「特定第三種漁港」に指定(現在全国2,700余りの漁港のうち13港が指定)
昭和40年10月 新魚市場開設(東洋一と言われた)
昭和48年3月 塩釜市魚市場買受人組合として発足(組合員数270名)
昭和49年11月 水産加工開放実験室が完成
昭和53年7月 200カイリ問題等に対応するため塩釜市魚市場水産振興協議会が発足
昭和57年4月 塩釜市水産青年連合会設立
昭和58年1月 昭和57年度塩釜市魚市場の水揚金額が500億円(全国9位)突破
昭和59年4月 水産資料館オープン
昭和59年5月 宮城のねり製品生産日本一に(内塩釜地区の生産が7割強)
昭和60年3月 ソ連漁船、塩釜港に初寄港
昭和62年4月 新分野進出等補助事業の承認を受ける
平成5年4月 学校給食メニュー開発補助事業の承認を受ける
平成11年4月 マルチメディア地域活性化対策事業として県中央会補助事業の承認を受ける
平成12年12月 ホームページ開設
平成14年3月 組合創立30周年を迎える
平成16年3月 ホームページリニューアル
平成16年11月 魚市場絵画展
  デジタル計量器導入
平成17年2月 漁船誘致(三重県)
平成17年3月 漁船員休憩所設置
  漁船誘致(大分県)
平成17年4月 漁船誘致(宮崎県)
  漁船誘致(徳島県・高知県)
平成17年6月 燃料油の価格安定を求める決起集会
  宮城県知事への要望提出(燃料油)
平成17年7月 中央関係省庁陳情(燃料油)
平成17年8月 宮城県水産物流通対策協議会塩釜支部の再編
  成発会
平成17年10月 横浜市場まつり視察並びに参加
  気仙沼魚市場視察


 

塩釜市(卸売)魚市場の機構

塩釜市(卸売)魚市場の機構図

■市場業務
開場時間 午前4時~午後5時 ( 5/1~10/31 )
販売開始時間
大物(まぐろ)類 ①10/1~4/30迄 8時00分
  ② 5/1~9/30迄 7時30分
近海活魚 年間を通じて 5時00分
販売方法 承認買受人に対する入札又はセリ売りによる販売
定休日 年末年始4日間、毎週日曜日、その他卸売協議会の指定した日

■市場関係機関
卸売人
丸市 株式会社 塩釜魚市場 セリ人10名
丸K 塩釜地区機船漁業協同組合 セリ人10名
買受人 合計 201名(平成16年12月31日現在)
生産者 漁船主、他市場からの出荷業者等も含める

■卸売営業方法
 卸売人は生産者から販売委託を受けて、買受人に対し一定のルールを基に、入札、セリ売の方法で販売をします。買受人は落札後品物の引渡を受けますが代金は後日精算します。卸売人は販売代金のうち市場規定による金額を販売手数料として受け取り、残りを生産者(漁船)に支払って取引は終了します。


組合員名簿